結婚指輪のデザインをペアリングにする際のメリットとデメリット!
結婚指輪は、お互い同じデザインを選び身につけるイメージがありますね。
ただ、男性はシンプルなものや幅の広いもの、ストレートラインのデザインを好んだり、女性は個性的なものや曲線滑らかなライン、華奢なデザインを好む傾向にあります。
ペアの指輪は、ふたりの結束や愛情を強める?
結婚指輪を選ぶ際に、「ペアの方がいいですか?」と、別々のデザインを選ぶことに抵抗を感じるカップルは、実に多いのです。
その理由は、結婚指輪に、ふたりの結束や愛情を強める意味合いを感じているからです。
別々のデザインを選ぶ夫婦も増加中!
ですが、一方「結婚指輪はふたりの気持ち次第だから、別々のデザインを選びました」という夫婦も増えています。
今回は、結婚指輪をペアにするメリット・デメリットについてご紹介します。
結婚指輪は同じデザイン派
メリット
ペアルックに憧れがあり、その願いが叶う。
ブランドや既製品などペアリングの種類は多く、さらに2つ揃って1つの意味を表すコンセプトデザインもあるので比較的簡単に選びやすい。
結婚の誓いや二人のお守り的意味合いを確認することができる。
デメリット
お互いの好みや意見の主張が強いと、個々の意志を反映するのが難しい。
リングプランナーからのアドバイス
ペアのデザインを基本にプラスして個々にアレンジできるセミオーダー対応なら、おふたりの意見や好みを話しながら選ぶことができるので良い記念になると思います。
例えば、基本は同じデザインでも、このようなアレンジが可能です。
プラチナやイエローゴールド、ピンクゴールドなど、地金を別の物ものにする
女性の方は、ダイヤモンドなど宝石を入れる
男性の方は、つや消し加工する、など
結婚指輪は別々のデザイン派
メリット
お互いの仕事や好みなどを考慮して選ぶことができる。
妥協して後々の後悔「あの時、本当はあれが良かったけど、結局…」がない。
婚約指輪と重ねつけしたい女性にとっては、男性の結婚指輪と自分の婚約指輪との相性まで合わせる必要がないので、婚約指輪との相性を重視した指輪選びに集中できる。
デメリット
別々のデザインをつけていると、結婚指輪という認識は薄くなる傾向にある。
ペアのデザインを身につけている夫婦が羨ましく感じることがある。
男女の意見によっては、結婚指輪代に格差が広がるので、支払い面で影響を及ぼすことがある。
リングプランナーからのアドバイス
別々の指輪を選んでも、1つでも共通点があれば、おおよそのデメリットは解消されます。
ふたりのこだわりをお互いの指輪に取り入れるのは、そういう意味からもお勧めです。
例えば、内側の一般的な様式の刻印に、誕生石やプラスαのメッセージ刻印を入れてみてはいかがでしょうか。
フルオーダーで頼んだり、デザインが別々なら、別々な店で購入するのも良いと思います。
おわりに
以上のように、結婚指輪を同じデザインにする場合にも、違うデザインにする場合にも、それぞれにメリットとデメリットがあります。
いまは手作り結婚指輪がトレンド!
また、今は自分たちで結婚指輪を手作りすることもできます。
こちらのメリットとデメリットについては、また今度改めてご紹介しますが、メリットが多いので、これからの新しいトレンドになると確信しています。
ペアの指輪がいいか?
それとも別にペアでなくてもいいか?
どちらにもまだ踏み出せないという方は、根底にある理由「なぜ、ペアリング」「なぜ、結婚指輪」という、「なぜ?」を繰り返して、掘り下げることから始めてください。
最後には、必ず自分自身で正しい答えを見つけることができます。